平成25年度 日程                    
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第9回 ポスターはこちらをクリック:pdf
講 師   金尾 義治(福山大学 薬学部 薬学科 教授)
テーマ  未来治療-進化するくすり
期 日  2014年2月28日(金)18:30〜20:00
場 所  宮地茂記念館
メッセージ  現代の日本は、生活水準の向上と相次ぐ新薬の発見により、国民の平均寿命を大幅にのばしてきました。なかでもがんを始めとする難病治療薬の開発はめざましく、患者さんにとって肉体的にも精神的にも負担をかけな
い、新しい治療が行われるようになってきました。本講座では、そのような最新医療を支える薬剤研究を易しくご紹介します。21世紀、人類はさらに寿命をのばすことができるでしょう。
 
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講 師   久冨 泰資(福山大学 生命工学部 生物工学科 教授)
テーマ  酵母菌を探って、より身近に!
期 日  2013年12月12日(木)18:30〜20:00
場 所  宮地茂記念館
メッセージ  私たちが日々食しているパンやお酒を造り出す源は、肉眼では見えない微生物である酵母菌(イースト)です。これはエタノール発酵という現象を利用したもので、よく使われるのはパン酵母(サッカロミセス・セレビシエ)という種です。
このほかにも、自然界には、果実や樹液、腐葉など至る所に酵母菌が棲息しており、その種の数は1,500ともいわれています。これらの多種多様な酵母菌は、どのようにして生まれてきたのでしょうか。また、どのように棲み分けているのでしょうか。実は、酵母菌にも性があって、そのしくみが重要なはたらきをしているのです。
本講座では、多様な酵母菌のしくみの解説に加えて、まもなく市制施行100周年を迎える「100万本のバラのまち福山」をサポートするために、「福山バラの酵母」をブランディングする試みについてお話しします。また、世界自然遺産に指定されている屋久島での酵母ハンティングについてもお話したいと思います。
 
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講 師   田中 三樹(福山平成大学 経営学部 経営学科 教授)
テーマ  「日本的経営」の戦後史
期 日  2013年11月28日(木)18:30〜20:00
場 所  宮地茂記念館
メッセージ  日本の戦後は、民主化と非軍事化をめざしたGHQ統治のもとで始まりました。経済民主化の中心は、三大改革(財閥解体・農地改革・労働改革)としてよく知られています。なかでも、財閥解体は戦前戦時の会社の仕組みを大きく変えたものであり、その影響下で日本企業も新たなスタートを切ることとなりました。すなわち、一挙に若返った経営者は、例えば、新生産技術の導入、販売システムの再構築、労働問題の解決、安定株主(企業買収防止を目的とする会社の対株主政策)による経営権の確保、といった多くの課題を抱えていました。
 本講座では、財閥解体に起因する経営権をめぐる問題を取り上げます。「日本的経営」最大の特徴は、安定株主の存在です。GHQにより改変を強制された株式所有構造は、その後半世紀を経て劇的にその姿を変えました。それは、株式の相互持合を核として企業経営から株主の影響を排除するために、安定株主との協力体制を進めるという仕組みでした。
 
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講 師   真鍋 圭司(福山大学 工学部 機械システム工学科 教授)
テーマ  塑性と弾性のシミュレーション
期 日  2013年10月24日(木)18:30〜20:00
場 所  宮地茂記念館
メッセージ  体に力を加えたら形が変わります。すなわち、変形します。本講座では、変形のシミュレーションについての話をします。ここで言うシミュレーションとは、微分方程式を解くという意味です。紙に式を書いて解くという普通の方法では解けない数学の問題を、コンピューター(パソコン)の力を借りて、近似的でもいいから答えを出します。
また、機械の分野では基本用語である「ひずみ」と「応力」、また「弾性変形」、「塑性変形」という言葉の意味、そしてシミュレーションの方法についても述べます。
現象の解明という観点からの金属切削問題、必要な情報を得るという観点からの固体の変形や流体の問題など、シミュレーションの応用例を示します。さらに、弾性変形は振動という現象の元にもなります。地震や建物の揺れなどへの応用について触れます。
 今では、身近なものとなったパソコンが、このような分野にも役立っていることに気づいていただければ幸いです。
  
 
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講 師   重迫 隆司(福山大学 人間文化学部 人間文化学科 准教授)
テーマ  生き抜く力としての文学
期 日  2013年9月26日(木)18:30〜20:00
場 所  宮地茂記念館
メッセージ  これからの時代を生きていくこと。それはごく一部の呑気な人々を除けば、決して容易なことではないでしょう。21世紀の日本は、どうなっていくのでしょうか。あるいは、世界は。ひとつだけ明らかなのは、産業革命以降、発達(?)してきた(と思われていた)自然科学、テクノロジー、資本主義(グローバリゼーション、新自由主義、市場至上主義)といったものが既に、限界に達している、ということでしょう。私たちは、進歩や成長、専門家という言葉をもう素朴に信じることができない時代に生きているのは間違いないようです。では、どうすべきでしょうか。エミリー・ディキンスンという19世紀アメリカの詩人の詩と生涯を中心に、古代から文学(現代のサブカルチャーも)が探求し続けてきた人間の普遍的生き方や幸福を参考にすることで、困難な時代を生き抜く力について考察してみたいと思います。
 
 
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講 師   入谷 純(福山大学 経済学部長(経済学部 経済学科 教授))
テーマ   『消費税』とは如何なる選択か?
期 日  2013年7月25日(木)18:30〜20:00
場 所  宮地茂記念館
メッセージ   平成元年(1989年)に消費税が導入されたその後、平成9年(1997年)に税率は5%に改訂され、来年度には8%に再度改訂される予定です。消費税の導入前には、国税の直間比率は7:3で所得税と法人税等の直接税がメインでした。さらに、近年の直間比率は56:44となっており、消費税は政府の税収の中では所得税に次いで2番目に大きな歳入となっています。
 また、財政学では「効率性」、「公平性」、そして「簡素」は望ましい税が満たすべき3つの原則であるといわれています。日本の消費税は付加価値税ですので、効率性と簡素を満たすであろうとされてきました。この講座では、消費税が「効率的であるか否か」を視座の中心において、その議論の論拠を検討したいと思います。我々は、消費税を選ぶことによってどのような選択をしたのか、そして消費税が何をもたらすかを詳しく解説したいと思います。
 
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講 師   西尾 廣昭(福山大学 薬学部 薬学科 教授)
テーマ  最近、息切れしていませんか?
期 日  2013年6月28日(金)18:30〜20:00
場 所  宮地茂記念館
メッセージ  セルフメディケーションとは、自分自身の判断で軽い疾病や健康管理を自身で行うことです。それにより、医療機関を受診する手間と費用を省くことができ、保険医療費を抑制する効果も期待されています。自分自身、家族の健康管理について、呼吸、脈拍、血圧、体温、意識といったバイタルサインに関する知識や技能は重要です。薬剤師は、バイタルサインの取得・評価を通じて、薬による治療効果の有無や、薬害や重篤な副作用を回避し、その被害を最小限に止めることに重要な役割を果たすことが期待されています。例えば、呼吸困難感は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患に認められるバイタルサインです。COPD患者の診断や治療は医師が行うべき医療行為ですが、私たちが取り組んでいる「薬局、調剤薬局におけるCOPD患者予備軍の発掘のための臨床研究」を紹介します。「最近、息切れしていませんか?」と、薬局や調剤薬局において聞かれたことはありませんか?
 
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講 師   林田 馨(福山平成大学 看護学部 看護学科 講師)
テーマ  前向き子育てについて
期 日  2013年5月23日(木)18:30〜20:00
場 所  宮地茂記念館
メッセージ  「言うことをきかない」。「お行儀が悪い」。そんな子育ての問題を抱えていませんか?Positive Parenting Program(Triple P:前向き子育てプログラム)はオーストラリアで開発され、アメリカ、イギリス、ドイツなど世界15カ国以上で実施されている親向けの参加型学習プログラムです。今回、このプログラムのなかから、子どもの好ましい行動を増やし、問題行動を取り扱う方法について、いくつかご紹介したいと思います。
 誰もが持っている子育ての悩み・・・。ちょっとした方法や技術を学ぶことで、子どもとの関わりを良い方向に変えることができます。子どもの自尊心を育み、前向きな楽しい育児をするために、一緒に考えてみませんか?
 
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講 師   ア 展(福山大学 工学部 機械システム工学科 教授)
テーマ  工学部が変わる
期 日  2013年4月26日(金)18:30〜20:00
場 所  宮地茂記念館
メッセージ  工学部では教育内容や教育方法について改革を進めています。「今までの与える教育から、学生諸君の資質や能力に応じた主体的な学びへの転換、すなわちアクティブラーニングの導入」、「地域の活性化や地域貢献に取り組むプロジェクトの始動」、「安心して暮らせる安全で豊かな社会の構築に寄与するため、スマート技術を用いる社会安全工学分野の教育と研究の開始」などです。これらの新しい取り組みを実践するのにふさわしい場として、現在、工学部新棟の建設を進めています。延べ床面積は約7900uで、2013年9月完成予定です。この講座では、地域と共に発展する、これからの新しい工学部の姿を紹介します。