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FUKUYAMA UNIVERSITY School of Pharmacy

薬学部ロゴマーク福山大学 薬学部  TEL 084-936-2111(代)
〒729-0292 広島県福山市学園町1番地三蔵

教育内容Education

 本学では平成7年から始めた課外講座『福山大学漢方研究会』の実績が認められ、平成9年から漢方薬物Ⅰ・Ⅱ(1年前後期)、漢方薬物治療学(3年前期)が、平成15年に大学院に漢方生薬特論、平成18年には大学院医療薬学コースに漢方教育が組み込まれました。現在、6年制における漢方教育プログラムとして、漢方医学概説、漢方薬物治療(1年次)、漢方生薬実習(2年次)、現代医療における漢方薬の役割と適正使用(6年次)を実施しています。また、リカレント教育として毎月1回開催している福山大学漢方研究会には多数の学生が参加しています。

漢方医学概説(1年前期:選択)漢方薬物治療(1年後期:必修)

授業概要
現代医療で使用されている漢方薬の適正使用や処方設計について理解するために、漢方医学の基本概念、漢方薬の処方原則、代表的な漢方薬の適応に基づいた生薬の特性を系統的に修得する。
到達目標
1.漢方薬と西洋薬の違いについて説明できる。
2.漢方医学と西洋医学の診断・治療法の違いを概説できる。
3.構成生薬の特性を理解し、漢方薬の適応(証)を説明できる。
4.代表的な漢方薬の治療指針を概説できる。
5.漢方薬に配合される代表的な生薬の有効成分を説明できる。
漢方医学概説
1.漢方に関する基本的知識
2.漢方薬の特性
3.桂麻剤-かぜ症候群に対する漢方薬治療
4.柴胡剤-かぜ症候群に対する漢方薬治療
5.大黄剤
6.乾姜剤
7.漢方薬の服薬指導
漢方薬物治療
1.気の異常に適応する漢方薬-人参剤・理気剤
2.水の異常に適応する漢方薬-苓朮剤・半夏剤
3.血の異常に適応する漢方薬-補血剤・駆瘀血剤
4.心の異常に適応する漢方薬-芩連剤
5.肺の異常に適応する漢方薬-石膏剤
6.腎の異常に適応する漢方薬-竜骨牡蛎剤・附子剤・地黄丸類
7.EBM・NBMならびに医療経済からみた漢方薬

薬になる動植鉱物(2年前期:必修)

授業概要
薬として用いられる植物・動物・鉱物由来の生薬の基本的性質を理解するために、それらの基原、特色、臨床応用などについての基本的知識を修得する。
到達目標
1 代表的な生薬を列挙し、その特徴を概説できる。
2 代表的な生薬の基原植物、部位、薬効、主成分などを説明できる。
3.抗癌剤や鎮痛剤などの重要な医薬品原料となる生薬を列挙できる。
4.代表的な生薬の同定と品質評価法について概説できる。
授業内容
1.生薬から新薬への展開
2.アルカロイド含有生薬
3.強心配糖体・強心ステロイド含有生薬
4.サポニン含有生薬
5.苦味配糖体・青酸配糖体・アントラキノン誘導体含有生薬
6.精油含有生薬
7.タンニン・フラボノイド含有生薬
8.フェノール性化合物・多糖類含有生薬
9.その他の植物性・動物性・鉱物性生薬

漢方生薬実習(2年後期:必修)

授業概要
現代医療で使用される生薬・漢方薬について理解するために、代表的な生薬の基原、性状、含有成分、品質評価、臨床応用及び漢方医学の考え方、代表的な漢方処方の適用についての基本的知識と技能を修得する。
到達目標
1.代表的な薬用植物の形態を観察する。 
2.代表的な生薬を鑑別できる。
3.代表的な生薬の確認試験を実施できる。 
4.漢方医学の特徴について概説できる。
5.代表的な漢方処方の適応症と配合生薬を説明できる。
6.漢方処方に配合されている代表的な生薬を例示し、その有効成分を
  説明できる。
7.漢方薬の煎剤、丸剤、軟膏剤、散剤を調剤できる。
8.漢方薬のゼリー剤、坐剤を調剤できる。
9.漢方エキス製剤の特徴を煎液と比較して列挙できる。



漢方調剤