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更新日:2007.11.6

FAQ
よくあるご質問


A1.学科名称を変更する理由は?
A2.海洋生物科学科の教育方針の特徴は?
A3.コース制を採用した理由は?
A4.コースへの配属はどのように行うのですか?
A5.必修科目、選択科目、選択必修科目の違いは何ですか?
A6.イルカやクジラなどの海産哺乳類について学べますか?
A7.将来水族館で働きたいのですが、水族館への就職に役立つ勉強ができますか?



A1.学科名称を変更する理由は?

 本学科は、平成10年4月に工学部海洋生物工学科としてスタートし、その後平成14年4月には生物工学科、応用生物科学科と共に工学部から独立して生命工学部海洋生物工学科となり、現在に至っています。その間、本学科は一貫して「有用海洋生物資源の利用」と「海洋環境の保全」とを両立させる、いわゆる海と人間の共生を教育・研究の目標としてきました。
 ところが、開設以来今日まで、高校訪問や保証人(父兄)との懇談会等において、海洋生物工学科という学科名称が、本来意図する「海洋−生物工学」ではなく「海洋生物−工学」と誤って解釈されている場合にしばしば遭遇してきました。すなわち、本学科が水産土木工学系、あるいは船舶の機関等のいわゆる機械工学系の学科であると受け取られている場合がままあります。
 一方、本学科は生命工学部に所属しており、学科の教育研究の目的である「有用海洋生物資源の利用」と「海洋環境の保全」に取り組むにあたって生物工学(バイオテクノロジー)の技術を応用してきました。しかしながら、本学科の学生のほとんどはバイオテクノロジーから派生した遺伝子解析技術などを用いて生物の海洋における分布や生態を解明したり、耐病性のある健全な魚介種苗を育種・育成したり、生物機能を利用した環境修復技術を開発したりすることに強い興味を示しますが、バイオテクノロジーの技術それ自体にはあまり関心を示しません。
 以上のことから、学科名称を「海洋生物科学科」としたほうが、本学科の教育・研究の目的が受験生ならびに父兄の皆様により的確に伝わると考え、名称変更を文部科学省に届け出た次第です。

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A2.海洋生物科学科の教育方針の特徴は?

 海洋生物工学科に入学してくる学生は、釣りが好きであったり、熱帯魚の飼育が趣味であったり、海の環境汚染に関心があったり、とにかく海や海の生き物に興味があってこの学科を志望してくれた人が大多数です。本学科で用意しているカリキュラムは、入学生の海と海洋生物に対する関心に応えることができるように工夫を凝らしたものです。中でも私たちが最も重視している点は、海の生物や環境の「なぜ?」を大切にしようということです。
 私たちは、海洋生物や海洋環境に関する専門的な知識や技術について、学生にただ講義すればそれで充分とは考えていません。また、学生の側も授業中に黒板に書かれた文字や文章をノートに書き写し、試験直前にそれを丸暗記するだけで良いのではありません。私たちは、授業を進めていく中で、海の生物や環境に関する様々な「なぜ?」を提示します。この「なぜ?」とは、分かりやすい例を1つ挙げれば、メダカを海水に入れたりイワシを真水に入れたりするとすぐに死んでしまうのに、「なぜ」サケやウナギはその一生の中で塩分のない淡水の環境と塩分の高い海水の環境とを行き来できるのか?というようなことです。私たちは講義の中でそれらの「なぜ?」について科学的に解説していきますが、学生にもそれらの「なぜ?」について自分の頭で考えてほしいと思っています。多くの「なぜ?」について真剣に考え、科学的な説明を聞き、理解することで、自らの頭で考えることのできる思考力が身につくと私たちは考えています。この思考力は海洋生物工学科で学ぶ専門分野だけに限らず他の分野にも応用できる、実は社会に出た際に最も役にたつ資質、いわば人間力なのです。私たちは、海洋生物工学科のカリキュラムを通じて学生に人間力を身につけさせることを重視しています。
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A3.コース制を採用した理由は?

 これまで大学では、必修科目を除いた選択科目については、学生に自由に科目を選ばせるという履修システムが主流でした。この場合、学生は配布されるシラバスを読み、どの科目が自分にとって必要かを自ら考えて判断し、履修科目を決定することが求められます。しかし近年、学科の教育内容の多様化にともない、科目も多分野にわたるようになり、学生がどの科目を履修すればよいのかを判断しにくくなっているようです。その結果、4年次に卒業研究を行うにあたって、3年次に開講されていたある専門科目を履修しなかったために、卒業研究に必要な知識を習得していなかった、といったような問題が頻繁に起きるようになってきました。
 そこで本学科では、3年次からは目的を明確化した3つのコースを用意して、一種の履修モデルとして機能させようと考えました。各コースで3年次に開講される必修科目は、卒業研究のベースとして必要な専門知識が得られるように配慮されており、コースに配属されると、これらの科目を必然的に受講することになり、卒業研究にスムーズに入っていけることが期待できます。
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A4.コースへの配属はどのように行うのですか?

 コースへの配属は、2年次の後期定期試験の終了後(3月)に行います。配属の決定に先立って、各コースの説明会を実施し、その後に各学生から希望するコース名を提出してもらいます。このとき、ご了解を頂きたいのは、各コースで受け入れ可能な学生数には物理的な限界(例えば、卒業研究を行う研究室の広さ)があるということです。従って、学生数に応じてそれぞれのコースにある程度の幅を持たせた定員枠が設定されます。
 配属については学生の希望を可能な限り尊重しますが、あるコースの希望者数が定員枠を超えた場合には、2年次までの成績とそのコースの内容に対する思いの強さを判断基準に配属学生を決定し、一部の学生には第2志望や第3志望のコースを選んでもらうことになる可能性もあります。しかしその場合でも、配属された以外のコースの科目はすべて、選択科目として履修することが可能です。
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A5.必修科目、選択科目、選択必修科目の違いは何ですか?

 必修科目とは、4年次終了時までにその科目を修得し単位を取得することが卒業のための必要条件となる科目のことです。つまり、4年次終了時に全ての必修科目の単位を取得していなければ、卒業できません。
 選択科目とは、その科目を修得し単位を取得することが卒業のための必要条件とはならない科目です。つまり、ある選択科目の単位を取得していない場合でも、4年次終了時に一般科目、外国語科目、専門教育科目のそれぞれについて学科が定める必要累積単位数を満たしていれば、卒業することができます。
 一方、選択必修科目とは、指定されたいくつかの科目の中から定められた数以上の科目を修得・単位取得しないと卒業できない科目です。
 各コースでは4年次に4つずつの科目を設定していますが、そのうち「1科目以上選択必修」と定められています。4年次にはそれらの4科目の中から最低でも1科目を修得し単位を取得しなければならないわけです。
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A6.イルカやクジラなどの海産哺乳類について学べますか?

 イルカ・クジラなどの海産哺乳類を直接扱う授業科目としては、海産哺乳類学(2年次に開講)と海洋動物の行動と生態(3年次に開講)の2科目を用意しています。前者については、海産哺乳類研究の第一人者で国際的に活躍されている本学科の客員教授 東京大学海洋研究所 海洋科学国際共同研究センター教授 宮崎信之先生をお招きし、夏休み期間等を利用して3日間の集中講義により行っています。この2科目以外にも、海産哺乳類の生理・生態を理解するために必要な海洋環境や海洋生態系に関する知識、生物の生理や代謝に関する知識などは、本学科で開講している他の授業科目で習得することができます。
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A7.将来水族館で働きたいのですが、水族館への就職に役立つ勉強ができますか?

 海洋系の大学であっても自前で水族館をもつ大学・学部は数少ないのですが、福山大学は因島キャンパスに生命工学部附属内海生物資源研究所(マリンバイオセンター)の附属施設として水族館を備えています。海洋生物科学科の学生は、この附属水族館において水族館の管理について学習する得がたい機会を持てるわけです。
 また、3年次から選択できる「アクアリウム科学コース」は、水族館の飼育水槽における魚病の防止、繁殖、水質管理などに教育・研究の焦点を合わせたコースであり、このコースの科目を受講することで水族館への就職に役立つ知識や技術を修得できます。
 また、3年次に開講される水族館論では本学科の客員教授で大阪海遊館館長の 西田清徳先生をお迎えし、水族館の歴史と現状やその社会的機能、水族館のシステムや職員の業務、水族館の職員に求められる知識や資質などについて詳しく解説していただきます。
 水族館への就職に役立つ資格としては、本学科では指定された科目を履修することにより学芸員の資格が取得できるようにしています。それ以外に水族館で働く際に役立つ資格に潜水士資格があります。潜水士は国家資格であり、国が実施している試験を受験しなければ取得できませんが、海洋生物工学科では潜水士受験のための勉強会を開催し、学生の資格取得をサポートしています。
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